■旅としての山歩き
■一人で山に登るコツ
1. 朝早く登る事
2. 体温調節をする
3. 道草をする
4. 小刻みに休憩をとる
5. 考えながら登る
6. 間食を多くとる
7. 山道には標識がある
8. 迷った時の方法
9. 植村直己さんの言葉
■団体で山に登るコツ 01. ☆印は無意味
02. 一番恐いのは天候
03. 楽なのは前から二番目
04. ハンデをつけて登ろう!
05. 登山はノリである
06. 楽しく登ろう!
07. 休憩はしない!
08. 頂上をめざさない!
09. 下山の時に事故が!
10. 3番目に楽しいのは、
11. 2番目に楽しいのは、
12. 1番、楽しいのは、
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9. 下山の時に事故がおきる 事故が起きるのは、決って下山の時です。遭難する時も、怪我をする時も、圧倒的に下山の時が多いものです。私たちも、下山の時に隊員が怪我をしたことがありました。ですから、下山の時は、要注意です。
具体的に言えば、登りの時よりも、休みを多くとることです。下山の時には、体力こそはあまり使いませんが、足にかかる負担は、そうとう大きなものとなっています。足を痛めるのは、こんな時です。ですから、何度も腰を降ろして休むことが必要です。
また、調子にのってドンドン下山し、道を間違える事もよくあることです。なぜ、道を間違えるかと言えば、登山道は、上へ行けば行くほど一本に合流し、下へ行けば下に行くほど何本にも別れるからです。だから、登山の時より下山の時の方が道を間違えやすいのです。しかも下山の時に道を間違えると、取り返しがつかなくなります。何故ならば、日没が迫っているからです。山で日が暮れたら最後です。遭難の一歩手前と言ってよいでしょう。ですから、下山の時は、なるべく全員一緒の行動をとることです。
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