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イチョウ(銀杏)

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イチョウ(銀杏)

 カラマツが黄葉の皇帝ならば、イチョウは、黄葉の女王様でしょう。なぜ女王様かというと、1属1種でイチョウ科を独占しているからです。何種類もの種族をもつナラや栗やカエデなどと違って、イチョウには1種類しかない。いわゆる気高き女王様なのです。
 しかも派手です。
 黄色の派手さときたらどんな木にも負けません。
 しかも、やたらでかい。
 50メートルの大木なんてめずらしくありません。そして耐寒耐暑性があるため、北海道から沖縄まで広く植栽され、また世界各地に植えられています。強健で抵抗力が強く、土地を選ばず生育します。成長は早く、病虫害に強く、強い剪定にも耐えます。そのうえ燃えにくい。耐火力に優れてて、古くから防火樹として知られています。

 イチョウのいいところは、銀杏という小さくて美味しくて茶碗蒸しにもってこいの実を宿すところです。こいつは、臭い種子なのですが、料理すると美味しいことで有名です。 酒のつまみにもいいし、茶碗蒸にもいいしし、寄せ鍋にしてもいいですね。砂肝と一緒に揚げ物にして、レモンをかけて食べれば、言うことなしです。薬用として咳止め、下痢止め、通経、利尿によいといいます。しかし、大食いすると急性中毒をおこすことがありますから気をつけてください。

 ところでイチョウは、どういうわけか神社や寺院に多いですね。そして何故か観音像のある所には、どういうわけかイチョウの老樹がありますので、観音像の渡来とともに僧侶によって原産地の中国から日本に持ちこまれたという説があります。
 しかし、神社や寺院などに多くみられるイチョウは、昔から民家に植えるのを忌み嫌われてきました。そのために、イチョウといえば、神社仏閣というイメージ。街路樹というイメージをもちますね。そして、古いイチョウには、必ず多くの伝説が語られています。弘法大師などの高僧と関わっているイチョウが多いんですよね。

 ところでヨーロッパを旅すると、ヨーロッパには圧倒的に黄色い黄葉が多く、イチョウが多く、どこに行ってもイチョウの木が生えていたりするのですが、実は、ヨーロッパのイチョウたちは、もともと日本から伝わっています。1690〜92年(元禄3〜5年)に滞日したドイツ人ケンペルによって、イチョウはヨーロッパに紹介されました。それ以後、世界の温帯地域に栽植されるようになったといわれます。
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