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カエデ(楓) カエデといえばモミジ。モミジといえばカエデ。カエデこそは、モミジの中のキングオブキングといってもいいかもしれません。それが証拠に紅葉の名所には、カエデの繁殖しているところばかりです。
ちなみに、世界にカエデ種は約160種あります。
もっとも多いのは中国の90種あり、
ついで日本に26種、
ヨーロッパに13種、
北アメリカに13種で、
そのほか若干種が小アジアやアジアの亜熱帯から熱帯に分布します。
たとえばイギリスに自生するカエデは1種、ドイツやフランスでも4種しかありません。そう考えますと、日本にいかに多くのカエデがあるか分かります。しかし、北軽井沢にはあまり多くはなく、どちらかと言いますと軽井沢か草津白根に多いですね。ちなみに草津白根は、日本三大紅葉の一つに数えられているくらい紅葉の美しいところです。
ところで私たちは、なんでも3をつけたがります。三種の神器、日本三景、三冠王、3K、3高。そして日本三大紅葉。もっとあります。たとえば、日本三大駅弁ですが、
・峠の釜飯(群馬県横川駅)
・いかめし(北海道森駅)
・ますすし(富山県富山駅)
となっています。日本三大うどんは、
・水沢うどん(群馬県伊香保町)
・稲庭うどん(秋田県稲川町)
・讃岐うどん(香川県高松市)
そして日本三大ラーメンが、
・札幌ラーメン
・喜多方ラーメン
・博多ラーメン
日本三大がっかりが、
・札幌時計台
・高知はりまや橋
・那覇首礼門
では、日本三大紅葉は、どことどこでしょう? これがはっきりしなくて、嵐山と日光と耶麻渓という人もあれば、日光と白根と奥入瀬という人もいます。ようするに言ったもの勝ちなのでしょうか? それはともかく白根ルートの紅葉は美しいことは確かです。
イロハカエデ(カエデ科)
モミジといえばこれをさすほどポピュラーなカエデです。葉の切れこみが深く、黄色から、気温の低下とともに鮮烈な赤になります。ヤマモミジ、オオモミジもこれに似ていますが、葉が大きいです。
ハウチワカエデ(カエデ科)
イロハカエデともに、赤くなるカエデの代表。葉は広く、切れこみは浅く、細かいぎざぎざが多いです。葉が小さいコハウチワカエデとともに、軽井沢では道沿いをいろどっています。北軽井沢では、パルコール村や、一匡村などに見られます。
イタヤカエデ(カエデ科)
秋、透明感のある黄色に変わる葉は、ぎざぎざがなく、少し波うっています。大木になるものも多く、渓流沿いの車道からよく見られます。川原湯温泉のある吾妻渓谷によく見られます。
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