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温泉を極めたい
北軽井沢周辺は、日本最大の大温泉地帯です。ということは、世界最大の巨大温泉地帯であり、しかも歴史が古く由緒ある温泉地帯でもありました。
特に草津温泉は、室町時代の頃から日本3大温泉の一つとして評判が高く、江戸時代には、林羅山が有馬・下呂とともに日本三名泉の一つにあげたほどです。
また、草津温泉周辺にも、草津の治し湯とよばれる温泉ができ、江戸時代には、全国から大勢の湯治客が集まり、それらの湯治客を目当てに商売をするものも多く、そのために国定忠治などのヤクザたちが大いにさかえたといわれています。
それほどの巨大温泉地帯ですから、温泉は無数にあります。無数の温泉めぐりをするためにも、北軽井沢は便利な位置にあります。なぜならば、北軽井沢は軽井沢の星野温泉・塩壷温泉が近くであるうえに、近所に嬬恋温泉・地蔵川温泉・四季温泉・つつじの湯などがあり、ちょっと足をのばせば、川原湯温泉・鹿沢温泉・奥嬬恋温泉も近く、草津温泉・万座温泉・尻焼温泉などもアクセス範囲内にあります。
つまり、巨大温泉地帯を全てカバーしているのが北軽井沢であり、そのわりに温泉街特有のケバケバしさが無く、もっとも自然が豊かな場所なのが北軽井沢なのです。では、日本最大の大温泉地帯について、解説したいと思います。
ちなみに北軽井沢周辺には、70ヶ所の温泉があります。全部説明するのは大変ですが、私は、万座〜草津ドライブを行いつつ万座温泉(日進館)に入るか、ダムに沈んでしまう川原湯温泉(王湯)に入ることをおすすめします。
万座日進館は、師温泉のようなところで万座でもっとも古い伝統ある施設なのですが、もう少しで取り壊されることになっています。
川原湯温泉(王湯)の空中露天風呂もダムに沈みます。つまり今でないと、2度と入れなくなる貴重な温泉なのです。
また、高峰高原にある高峰温泉では、休憩所にバードウオッチングできる場所があります。温泉とバードウオッチングもおすすめです。
それから、ブルーベリーから近い温泉として、車で5分の所に地蔵川温泉があります。館内には草軽鉄道が走り、賑わっていた頃の写真や資料などが展示されており、お風呂は浅間山の溶岩を使用した「溶岩石風呂」と最近できた檜風呂があります。
鬼押温泉は、もっと近く、徒歩10分のところです。リゾートホテル1130の中の温泉で、ジャグジーやサウナのほかナッピングルーム、ゆうゆうサロンなどリラクゼーションスペースが充実しています。
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