■森林浴できるトトロの森
01.北軽井沢と大学村
02.浅間大滝の道
03.照月湖ハイロン湖
04.みるく村パンカーラ
05.桜岩地蔵尊の道
06.王領地の森
07.一匡村の道
08.古瀧野草園の道
09.野鳥の道
10.ブルーベリーの道
11.ロイヤル通りの道
12.パルコール村の道
13.鬼の泉水の道
14.YGHからスズラン坂
15.プリンスランドの道
16.ティンカーベルの道
17.鬼押出し園の道
18.花木園の道
19.浅間園の道
20.浅間牧場から浅間園
21.浅間牧場の道
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みるく村とパンカーラの道
北軽井沢にきたら、ぜひ訪れたいところが、みるく村とパンカーラです。しかし、この2つを単に訪れるだけでは、もったいないので、北軽井沢ブルーベリーYGHから、みるく村とパンカーラに行く道を、サイクリング、または散歩しないてはありません。
というのも、この道は、牧場を見渡しながら、のびのびと散策できるからです。牧場を散策し、みるく村で『ジャージー牛乳』をのみ、パンカーラでフォルクローレ(南米音楽)を聞く、こんな贅沢な時間の使い方が、他にあるでしょうか?
みるく村とパンカーラの道−地図
みるく村とパンカーラの道は、この交差路を北に向かい、突き当たりを右へ曲がってAコープに抜ける道、もしくは、途中で(ここで)右に曲がって、みるく村に抜ける道のことです。この道は、舗装道ですから散歩しても良いし、自転車で散策しても良いところです。そして、牧場のたくさんある散歩道でもあります。
牧場と散歩。この2つは相性が良いですね。見渡す限りの草原の中を散歩する心地よさは、林の中を散歩するのとは、また別の趣があるからです。特筆するきは、『イノシシ牧場』でしょう。
「こんちわ〜」
と入っていくと、そこには昔、イノシシのジンギスカンを食べさせていたという食堂が廃墟のように残っていました。奥に入っていくと、ニホンザルがいます。なんでイノシシ牧場にニホンザルなんだ・・・・と思っていると、羽が抜けちまったキジなんかがいる。そのうえツキノワグマまでいます。
「ここは熊牧場か?」
と思っていると、イノシシたちの住処を発見。いるわいるわ、かわいらしいウリ坊たちがゾロゾロゾロゾロと、でてくるでてくる。ああ可愛いなあ・・・・と眺めていると、私の気配を感じた親イノシシたちが、警戒しながらでてきます。アニメ『もののけ姫』にでてくるオッコトヌシのようなイノシシが、四つ足で仁王立ちしているのです
それはともかく、イノシシ牧場を後に、散歩道をもう少し行きますと、あちこちに牛舎と牧場があり、白いコロンのような干し草が散見できます。また、アトリエ『夢』などの建物もあり、ペンションもいくつか見られるようです。そして、国道146号にクロスしたところが、みるく村です。
北海道にワイン城という、ワイン工場をお城のようにした見学施設があります。それに対抗してできたのが、みるく村ですね。ワインが城なら、みるくは村じゃ〜というわけです。よく考えましたよね。ワインといえば城のイメージがあるけれじ、みるくは村のイメージがある。しかしね、みるく村が存在する長野原町は、町なんですよね。村ではないんです。つまり、町の中に存在する村というわけなんですね。
まあ、そんなことは、どうでもいいとして、ここでは限定生産のジャ−ジー牛乳(瓶)と生バニラビーンズの入った濃厚なアイスクリームがお勧めです。ジャージー牛乳(瓶)というのは、ジャージー牛という牛からとれた牛乳で、子鹿のバンビみたいな顔をした、とてもかわいらしい牛からとれた牛乳で、ものすごい濃厚な味がします。
そして、散歩のシメには、パンカーラに寄りたいですね。ここははずせません。というのも、ここで飲む珈琲は、須田さんのコーヒーで、本当に美味しいからです。また食事も美味しいし、店がきれい。あと、もう一つ。ここでは、南米音楽の生演奏を聞かせてくれるんですよね。それが、ものすごくうまいんです。あと、ケーナやパンフルートやチャランゴといった南米楽器は、CDで聞くのと、生演奏で聞くのとでは、天と地ほどの違いがあります。一度、南米音楽の生演奏をたいけんしてみてください。散歩の後にコンサートを味わえるなんて、これ以上、幸せなことはないですよ。
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