■ダムの底に沈む自然
01.長野原地区
02.横壁地区
03.林地区
04.川原畑地区
05.川原湯温泉地区
06.吾妻渓谷地区
07.吾妻川左岸地区
08.吾妻川右岸地区
09.大柏木地区
10.須賀尾地区
|
川原湯温泉地区
街の中心は、王湯と呼ばれる共同浴場です。源頼朝によって発見されたとされていて、建物正面には、源氏の紋である「笹竜胆」が揚げられています。この直下には源泉があり、1月20日の大寒に行われる「湯かけまつり」は、この源泉のお湯がなくなるまで、ふんどし一つでお湯を掛けあうという奇祭です。
他にも、聖天様の露天風呂や、各旅館で入れることができる外湯もあって、温泉好きにはたまらない散策路です。
奥には不動の滝という大滝があります。見えている部分は落差40メートルで、かなり迫力があるのですが、実際は、3段に分かれていて、もっと大きいということです。紅葉の時期には、錦絵のような美しさになります。滝の入り口には、「マムシ注意」の看板があって驚かされますが、マムシに噛まれたという話はまだ聞いたことがないです。
ハイキングの途中、是非立ち寄ってもらいたいのが、「豊田乳業」です。小さな牛乳屋さんなのですが、店先で、牛乳や飲むヨーグルトを買うことができます。特に、飲むヨーグルトはおすすめ。昔懐かしい牛乳瓶に入っています。瓶には、なぜかスパナを片手に持った風の子のイラストが。牛乳を売っていたおばあちゃんに、なぜスパナを持っているのが聞いたところ、「この絵はうちの孫が描いたから、よくわからんねぇ」だそうです。おいしい牛乳をもらっている野良猫もいてのどかな店先です。
|