■ダムの底に沈む自然
01.長野原地区
02.横壁地区
03.林地区
04.川原畑地区
05.川原湯温泉地区
06.吾妻渓谷地区
07.吾妻川左岸地区
08.吾妻川右岸地区
09.大柏木地区
10.須賀尾地区
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横壁地区
このコース最大の見所は、横壁諏訪神社です。長野県の諏訪大社の分社であるこの神社は、春は桜、裏手には涼しげな竹林がある神社です。この境内には太さ6.8メートルもの大ケヤキの木があり、長野原町指定の天然記念物になっています。どっしりとしたたたずまいは、まさに諏訪神社の神木としてふさわしい雰囲気を醸し出しています。
このコースの終点にある横壁温泉は、地域の人が管理している共同浴場です。車一台がようやく入れる狭い道を曲がりくねった所にあります。わかりにくい分、見つかったときの感激度、秘湯度はかなりのものです。料金は300円、シャンプー、シャワーなどはありませんので、用意してゆきましょう。
また、絶壁に丸い帽子をかぶせたように見える丸岩の姿も必見です。紅葉シーズンには、そのユーモラスな外観が、美しく染まります。この岩には、デイダラボッチという大男が椅子にして座ったという伝説もあります。デイダラボッチといえば、「もののけ姫」のラストに出てきますね。山を越えるほどの巨人だったら、丸岩は、たしかにちょうど良い椅子ですね。
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